泡立たないシャンプーとして有名なクリームシャンプー。
クリーム状で従来のシャンプーとは違うみたいだけど、使い方も違うのでしょうか?
私、クリームシャンプーは初めてなので不安です。
どうやって洗えば良いですか?どうせならめちゃくちゃキレイになれる使い方を教えて欲しいです。
そんなあなたの疑問に答えます。
クリームシャンプーの基本的な使い方は?
クリームシャンプーの基本的な使い方は以下の通りです。最初に全体像を把握してから細かいところを見ていきましょう。
- ブラッシングする。
- 予洗いし、髪に絡まった汚れを落とす。
- クリームシャンプーを毛先と頭皮に馴染ませる。
- 頭皮をマッサージする。
- しっかりすすぐ。
従来のシャンプーと洗い方で違うところは、まずブラッシングと予洗いですね。
ブラッシングと予洗いは、クリームシャンプー特有のものだと思われている方もいるかもしれませんが、今までもやっている方も多いと思います。
ただクリームシャンプーの場合はマストになります。必ず行ってくださいね。
次に頭皮マッサージ。洗浄力が優しいので、頭皮に浸透させるように洗って成分を浸透させます。
では、細かく確認していきましょう。
ブラッシングする
ブラッシングは、汚れやホコリがたまった洗髪前の髪をブラシでキレイにします。
抜け毛やフケも落とし、見た目を清潔にするだけでなく、頭皮の血行を良く
します。
髪の絡みを解いたり、汚れを浮かせ、くせ毛や髪の乾燥、ダメージヘアを緩和します。
が、絡まった髪を無理やりブラッシングするのは絶対にNGです。乾いた髪は摩擦が髪が傷みやすいので、切れ毛の原因となります。
予洗いし、髪に絡まった汚れを落とす
35℃~40℃のぬるま湯で、毛穴や髪のホコリや汚れを落とします。
できればシャワーヘッドを髪に密着させて地肌までお湯が浸透するようにすれば良いでしょう。
予洗いは、7~8割の汚れを落とすと言われています。
今は昔と比べると、キレイな環境で生活している人がほとんどなので、予洗いだけで十分かもしれません。
なお、お湯の温度はあまり高くなり過ぎないように注意してください。
髪はタンパク質でできているので、熱で変化します。ダメージヘアになる恐れがあります。
クリームシャンプーを毛先と頭皮に馴染ませる
クリームシャンプーを手に取って、毛先と頭皮に馴染ませます。
まずは傷みやすい毛先から揉み込みます。毛先に栄養を与える感じでやると効果的です。
そして髪全体、頭皮へ進みます。
なお、1回のシャンプーで使用するクリーム量は、以下の通りです。
ショート | ピンポン玉1個分 |
---|---|
ミディアム | ピンポン玉2個分 |
ロング | ピンポン玉3個分 |
あくまでも目安です。商品によって異なるので、必ず各商品の使い方を確認してください。
頭皮をマッサージする
頭皮は、以下の手順でマッサージすると良いです。
- こめかみ部分から頭頂部へマッサージする。
- おでこから頭頂部へマッサージする。
指は固定して、指先で頭皮を揉みながら頭皮全体を動かす感じでやれば良いです。
これは、血行を良くするマッサージ方法です。
頭皮の頭頂部には筋肉がありませんが、筋肉は血液を運ぶポンプです。なので、頭頂部に血液を送るようにマッサージすると、頭皮環境を整えてくれます。
しっかりすすぐ
大事なのは、クリームシャンプーをしっかり落とすことです。
頭皮にシャンプーが残っていると、毛穴が詰まったり頭皮が荒れたりする恐れがあります。
手順は以下のようにやると良いでしょう。
- ざっくりとお湯でクリームシャンプーを落とす。
- 指の腹でマッサージしながら、さらに落とす。
- シャワーを髪の毛に密着させて、念入りに落とす。
だいたいのシャンプーした時間の約2~3倍かけてすすぐことが大事です。
クリームシャンプーの効果的な使い方は?より美しくなるコツ
クリームシャンプーの使い方は、「基本的な使い方」で詳しく解説していますので十分理解できたと思います。
でももっと美しくなりたいわ。
折角、クリームシャンプーを使っているんだもの
こんな人のために、髪をより美しくするためのコツについて書きます。
- ブラッシングのとき、優しくする。
- 連続して何度も髪を洗わない。
- 髪を強く洗わない。
- 髪はドライヤで乾かす。
ブラッシングのとき、優しくする
摩擦を強くすると、切れ毛など髪を傷めるのはもちろん、頭皮の角質がはがれることがあります。角質がはがれると、フケやかゆみ、皮脂の過剰分泌の原因となります。
頭皮環境の乱れは、髪に栄養が行き渡らなくなる原因となって髪から美しさを容赦なく奪います。
連続して何度も髪を洗わない
洗い過ぎると、頭皮の保護膜が落ちることで、皮脂を分泌して当たらい保護膜を作ります。
折角、クリームシャンプーを使うことで皮脂の過剰分泌を抑えているのに台無しになります。
皮脂の過剰分泌は、頭皮が脂っぽくなって不潔になりますので注意してください。
髪を強く洗わない
さすがに髪をゴシゴシ擦りながら洗う人はいないと思いますが、洗うときは大切なものを扱うようにしてください。優しく洗髪することがとても大事です。
キューティクルというたんぱく質で覆われている髪の毛は、摩擦を与えると、髪の毛の水分が無くなって、髪がパサついたり枝毛や切れ毛ができたりトラブルを引き起こします。
髪はドライヤで乾かす
ドライヤーは使った方が良いです。
「熱で髪で傷むから自然乾燥をしています」「タオルドライだけにしています」という人もいるかもしれません。
でも髪が濡れた状態だと、キューティクルが開いたままなので、髪が乾燥してしまいます。また雑菌が繁殖する原因にもなります。
ドライヤーの使い方は以下の通りです。
- タオルで水気を取る。
- 強温風モードで、全体の80%くらいを目標に乾かす。
- 弱温風モードの前髪をセットする。
- 冷風モードで残り20%を乾かし、髪を整える。
注意すること
- タオルドライは、ゴシゴシ擦らずに手もみする感じで水分をタオルに吸わせてください。
- ドライヤーの温風は、1ヶ所を集中して当て続けないでください。キューティクルが傷む原因になります。
まとめ
クリームシャンプーの使い方について解説しました。
大きな特徴は、ブラッシング、予洗い、頭皮マッサージです。
大体の使い方をマスターしたら、応用編として「より美しくなるコツ」も実行してください。
ちょっと意識を変えるだけで見違えるほど美しくなります!